娘に余計なインナーチャイルドを抱えさせずに済んだ!

私は子供の頃から体が弱く、入退院を繰り返していた時期があります。

当然ながら病院ではたくさんの薬を処方されていました。しかし当時の自分は薬を飲めば良くなることは分かっていても、どうしても飲みたくないという気持ちがありました。そして薬を飲んだふりをして、こっそりと捨てていたのです…。その時は、その気持ちがどこからきているのかなど、考えたこともありませんでした。

時を経て結婚し、子どもを授かることができました。娘は小さい頃の私と違ってストレートに甘えてくる性格。年齢が上がるにつれて「まだスキンシップが必要なの?」となんだか腑に落ちない感覚に陥り、「お母さん、ギュッてして!」と言ってくる娘に対して素っ気ない対応が増えていきました。頭では抱きしめてあげた方がいいことはわかる。でもなんだか気持ちがついていかなかったのです。

そんな時に縁あってココロミロミカードに出会ったお陰で、実はそれが「母に心から甘えることができなかった悲しみと繋がっていたんだ!」と気づくことができました。私が薬を捨てていたのは、ずっと病気でいた方が母親が私のことを心配してくれるし、看病してもらうという形で甘えられるからだったんです。

そして自分が母親に素直に甘えることができなかったから、娘の甘えたい気持ちをそのままに受け取ることができずにいたんだと気づきました。

ココロミロミカードの講座を受講するまでは、ずっとそんな関連を全く考えたことはなかったですし、子供の頃に我慢してきた自覚すらありませんでした。

講座を受講したおかげでより深く自分と向き合い、抱えてきたインナーチャイルドを癒して、自分と統合してあげることができるようになりました。

今では娘から言われる前に自分から「ギューする?」と声をかけるくらいに関わり方が変わりましたし、どんどん甘えておいで!という気持ちで子育てをしています。前までの自分とは本当に変わったと思います。

今こうして頭ではなく心で娘と向き合えるようになり、Kokolomiklomi Cardsを通して心のことを学べて本当に良かったです。『昔の私と同じように苦しむ人たちをサポートして、ハッピーな親子を増やしたい』という思いから、Kokolomilomi認定ナビゲーターとしての活動も始めました。

(神奈川県 玉木香緒里さん)

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